埼玉県指定無形文化財「江戸木目込人形」製作実演会
さいたま市立博物館第35回特別展
「受け継がれた文化財」~新指定10年分を大公開~で
埼玉県指定無形文化財「江戸木目込人形」製作実演会が
10月23日(日)に、さいたま市立博物館受講室で開催されました。
講師は、岩槻江戸木目込人形技術保存会の伝統工芸士の皆さん。
はじめ講演スタイルで並べられてあった椅子を
「距離感があるので」と後ろに移し
来場された受講者が工芸士を取り囲んで自由に質問ができるスタイルに変更。
この日は面相描きを石川佳正さん(当組合理事・佳正工房)が
胴体の着せつけを井野守也さん(当組合理事・井野人形工房)が
仕上げを新井久夫さん(当組合副理事長・岩槻江戸木目込人形技術保存会会長・新井人形店)が
それぞれ担当しました。
なごやかなムードの中、受講者からは作業工程に関する鋭い質問が飛び交い、
伝統工芸士たちは素材や技法について丁寧に回答しました。