東日本大震災被災地に送られた「おもかげ雛」がNHKで放映されました

東日本大震災被災地に送られたおもかげ雛がNHKで放映されました。

おもかげ雛とは、
震災で亡くなったり行方不明になった方の面影が偲ばれる、
世界に1体だけの木目込人形。
「被災者の心の支援になれば」と、
岩槻の特色を生かしたまちの活性化活動を進めている、
NPO法人ためぞうクラブ(代表理事 奥山吉寛氏)の提唱で始まりました。

同法人メンバーが被災地の地元新聞社と連絡をとり、
現地からの希望に応えて当組合員有志が
1,000体を目標に無料で制作協力を行い直接現地に届けています。

今回はNHKさいたま放送局の取材をもと、
被災者の方から届いた手紙を何回も読み返して
一体一体おもかげ雛を制作する人形師の工房風景と、
被災者の方に届けられたおもかげ雛(避難活動中殉職された警察官と幼い姉弟を残したまま行方不明の母親)を身代わりのように慈しむ光景が放映されました。

12月20日の首都圏ニュース及び25日のおはよう日本の全国ネットで放映され、直後から「いつも岩槻でお人形を購入しているが、こんなに素晴らしいことをしているなんて思いもしなかった」というコメントとともに制作協力の寄付を送ってこられた視聴者の方など、とても大きな反響が寄せられました。

制作や寄付等に関するお問い合わせは、「NPO法人ためぞうクラブ」にご連絡ください。
代表理事 奥山吉寛氏
Tel.&Fax. 048-758-0911
http://tamezoukurabu.com/

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NHKディレクターの取材に応える伝統工芸士・富張成雄氏(とみはり・しげお=中央)と、NPO法人ためぞうクラブ代表理事・奥山吉寛氏(=写真右)

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頭(かしら)職人の富張氏がお顔を作成。写真や似顔絵を頼りに作成するが「似すぎているとつらさが増す」という意見もあり、表情・髪型など、職人の感性で面影を残しているそう。

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(有)いふじ人形店・井藤仁氏が故人の写真などをもとに、一体一体心を込めて作成。被災体験の手紙に涙してしまうことも度々あるそうです。

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おもかげ雛完成品。「ご遺族の方が一歩踏み出す心の支えに人形がなってくれますように」と奥山氏。